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 FT232RLのハンダ付け

これはあくまで、私が個人的に行う方法ですので、最善の方法ではない場合があります。
0. パットにフラックスを塗ります。
1. 部品を乗せずに、パットの一つ一つにハンダを乗せていきます。 この時に各パットがしっかりあったまり、ハンダが解けていることを確認してください。
2. ハンダ吸い取り線で、全てのハンダ(実際には表面に膜を張っています)を吸い取ります。 (ハンダはなくなったように見えます)
3. ハンダコテの先に、ハンダが膜を張っている以上に残っていないことを確認して、パットの内側から先端(外側)に向い軽くなでると、ハンダの膜が出来ていることが確認できると共に、ハンダ自体も外側に動きながら内側は平面になります。
4. 部品の方向を間違えないように、パットの位置にICの足がしっかりと合うように載せ、パテで部品を固定すると共に、上から指で押さえ動かないようにします。
5. 右側の列の足を、1本づつ1秒程度づつ、ハンダコテで押さえることによって、1列分のハンダ付けが出来ます。(指がぶれて部品の位置ズレが起きないようにしてください)
6. 次に左側の列の足のハンダ付けですが、パットとパットの間の溝は凹んでいるので、ICの足がはまり、ずれている場合があります。
7. 一度パテを外し、目で良く見ながら、指で位置を調整し、再度パテを付けて、指で押さえながら左側の列もハンダ付けをしてください。

 選定部品

電子部品は同じ種類でも、色々な会社から少しづつデーターシートの値が違う物が出ていますので、私が選んだ部品を記載いたします。
あくまで1例として、種類が多くご質問の多い部品と購入場所です。
・3端子レギュレータ(基板上のシルク印刷はIC2)
https://akizukidenshi.com/catalog/g/gI-00164/ うちに昔使っていた携帯電話のアダプタ(5.75V)が有った為、低ドロップタイプを使用しました。 9Vや12Vのアダプタを使う場合は、5Vタイプでしたら、どれでも利用可能です。

・オペアンプIC
https://akizukidenshi.com/catalog/g/gI-01012/ 自動切換えのための電圧安定のみですので、1つ40円(5個200円)のオペアンプを利用しました。

 R9 100_NMについて

R9 100_NMについては、現時点では0.1uFのコンデンサを取り付けてください。
この部品の指定方法が他と異なる(曖昧)点の最大の理由は、次世代USB(現在よりも早い接続方法)に、FT232RLがハード的に対応しようとし、ソフト的には2.0を利用して動作している点と、リセット動作に関わるラインと接触している為です。
次世代USB接続を利用する為には、
1、パソコン側のハード(マザーボード上)が対応している。
2、OS内のソフト(機器用ドライバも含む)が対応している。
3、取り付ける機器が対応している。
事が必要ですが、現時点でArduino上のFT232RLのドライバは2.0で動作するドライバになっていて、FT232RL内で電流が流れないピン(使っていない)も存在しています。
また、設計時点で3.0の、ハード的仕様が決定していなかったのか、2.0と3.0ではピンの使い方が異なる場合があるのか(接続の差異は確率が低いですが)が、不明だったと思われ、とりあえず部品スペースの確保の為、設計ソフト上で抵抗を載せ、R9 100_NMと表記したと思われます。
回路的には、信号を伝え、直流を伝えない(又は非常に大きな抵抗値となる)形で、支障はないと思われるため、コンデンサを仮決定としてください。

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